底辺VTuberの8つの特徴と脱却方法をご紹介!【人気になるためにできること】

現在は多くのVTuberが活動しています。

チャンネル登録数百万人~数十万人程度の人気VTuberもいれば、数万人程度の中堅VTuber、数百~数十人程度の駆け出しVTuberと様々な方がいるでしょう。

その中でも割合が多いのは、数百~数十人程度の駆け出しVTuberです。
このチャンネル登録者数の少ない駆け出しVTuber=底辺VTuberと言われることも…。

わかりやすくするためにも、
ここからはチャンネル登録者数の多い
VTuber(10万人以上)を人気VTuber、チャンネル登録者数の少ないVTuber(1000人未満)をVTuberを底辺VTuberという表記にします。(あまり好きな表現ではないのですが。)

ということで、今回は人気VTuberと底辺VTuberの違い、底辺VTuberの共通点(特徴)、底辺VTuber脱却方法などをご紹介していきます!

人気VTuberと底辺VTuberの違いは?

※冒頭にも書いていますが、当記事では以下のように定義しています。
人気VTuber=登録者10万人以上、底辺VTuber=活動を始めて1年以上経っているけれど登録者1000人未満の方。

早速、人気VTuberと底辺VTuberの違いを見ていきましょう。

違いとしては、以下のようなものがあげられます。

人気VTuber 底辺VTuber
チャンネル登録者数 数十万~数百万 0~1000人程度
動画の再生数 数十万~数千万 0~数千回程度が多い
配信時の同接数・コメント 数千~数十万以上の同接あり、コメント多い 合計で0~数十人、コメント少ない
SNSフォロワー数 数十万フォロワー以上 0~数千人程度(中には数万人の場合も)
SNSへの投稿への反応 いいねやコメントなどが必ずある いいねは多いことも コメントは少なめ

チャンネル登録者数

まず、チャンネル登録者数に大きな違いがあるでしょう。
人気VTuberは、チャンネル登録者数が多く、底辺VTuberはチャンネル登録者数が少ない。

動画の再生数

そして、再生数にも違いが見られます。
人気VTuberの場合は、投稿動画がYouTubeの急上昇ランキングに入ることもあるでしょう。
一方で底辺VTuber
の場合は、再生数が多くても数千回。急上昇に入ることはありません。

配信時の同接数・コメント数

他にも、生放送時の同時接続者数やコメント数などでも違いが見られます。
人気VTuberは、コメントをすべて読むことは不可能という状態が当たり前。
また、YouTubeのスーパーチャットや欲しいものリストを公開していると、ファンの方がギフトを送ってくれることも多々。
一方で、底辺VTuberは生放送時の視聴者数は0~数十人程度で、コメントが少ないことも…。
そのため、話が尽きてしまい黙り込む又は一人語りになってしまうということもあります。
ただし、熱狂的なファンがいる場合は、スーパーチャットやギフトが増えることもあるようです!

SNSのフォロワー数・反応

さらに、SNSでも違いがあるでしょう。

人気VTuberの場合は、SNSのフォロワーも多く、投稿に対してのいいねやコメントが多くなります。

SNSに関しては、底辺VTuberだとしても、フォロワー数千人以上でいいねが多い方もいます。
しかし、コメントが少ないことが特徴的です。

底辺VTuberに共通する8つの特徴

底辺VTuberと言われるような方々には、どのような特徴(共通点)があるのか?

登録者数2桁のVTuberの動画・配信・SNSを見て徹底的に調べてみました。
すべての駆け出しVTuber(底辺VTuber)に当てはまるわけではないですが、特徴には下記のようなことがあげられそうです。

  • キャラクター設定が曖昧
  • モデルが残念
  • 音声が聞きづらい
  • 動画のクオリティーが低い
  • トークスキルない
  • PRする気がない
  • 動画が少ない
  • 自信がなさそう

それぞれの項目について、どういうことなのかを詳しく書いていきます。

キャラクター設定が曖昧

どういうことかというと…

  • 動画によって印象が違う
  • キャラを保ち続けることができていない
  • 素(リアル)が多く出てきている
中には「キャラクターは端にいるだけでメインはリアル映像」という状態になっている方がいたり、
「キャラクターの印象に合っていないような中の人の話が多め」になっている方もいました。
また「一応キャラクター設定の説明はしっかりとしている。けれど、イラストを表示して何かしているだけ」とVTuberの要素を全く活かしていないような方もいます。
「VTuberとして活動したいのかな?」それとも「自分自身(中の人)として活動したいのかな?」と疑問に感じてしまうことが多いのが特徴かもしれません。
そのVTuberの世界観に入り込めないと何となく楽しく動画を見ることができないように思いました。

モデルが残念

どういうことかというと…

  • モデルのデザインが雑
  • 無料ソフトで作成できるテンプレートモデルで活動している
  • だた動かないイラストが貼ってあるだけ
テンプレートモデルで活動をしている方、ただイラストを貼っているだけの方など。
モデル作りにやっつけ感があり、全体的に雑なことも特徴だと思いました。

音声が聞きづらい

どういうことかというと…

  • 声量がない
  • 雑音が多い
  • BGMが大きい
  • 滑舌が悪い

声がこもっていて、雑音も多く何を言っているのか全くわからない方も多いようでした。

動画や生放送では音声が重要です。
その重要な音声が聞きづらいとなってしまうと人気になる以前の問題でしょう。

これも特徴のように感じます。

動画のクオリティー低い

どういうことかというと…

  • 動画編集が雑
  • 音量調節ができていない
  • 動画の内容が面白くない

特に多かったのは「編集ソフトのロゴが入っている」「字幕が消えるまでの時間が早すぎて全く読めない」動画です。

また、魅力的なキャラクターで活動していたり、面白い企画をやっているのにも関わらず、タイトルやサムネイルなどが残念という方も多々見かけられました。

なぜか魅力を感じない、なんとなく残念という動画が多いのも特徴だと思いました。

トークスキルが低い

どういうことかというと…

  • 言っていることがわからない
  • 話すのが早くついていけない
  • 話しがつまらない
  • 「えー」「うーん」などのつなぎ表現が多い
  • 配信で無言

特生放送中に無言になってしまう方は多いようでした。

動画でも「えー」や「うーん」といった、つなぎ表現が多くなってしまっている方もいました。

無理に話そうとしている雰囲気や楽しくなさそうな雰囲気を感じ取ってしまうと、見ているのがキツくなってしまうでしょう。

PRする気がない

 

どういうことかというと…

  • SNSをうまく活用できていない
  • 自分の売り込み方をわかっていない

まず、PR自体をしている方が少ないようでした。

SNSをやっているのにも関わらず、投稿内容が残念…。
ただ日常のことを投稿をしているだけ、動画投稿のお知らせをしているだけで活用していない方も多いです。

ハッシュタグを活用したり、ファンの方と交流を図ったりしていないという特徴もあるように思いました。

動画が少ない

どういうことかというと…

  • そもそも動画が少ない
  • 動画は多いけれど生放送アーカイブばかり

何ヶ月、何年と活動しているのにも関わらず、動画が2、3本しか投稿されていない方も多いようです。

動画の数は多いけれど、そのほとんどが生放送のアーカイブという状態の方も沢山見かけました。

生放送のアーカイブで面白ければいいのですが、ただ無言でゲームをしているだけの動画が多いことも特徴的でした。

自信がなさそう

どういうことかというと…

  • 視聴者を不安にさせるような雰囲気をまとっている
  • 見ていて恥ずかしくなる

声のトーンや大きさ、話している内容などから見ていて不安になることもありました。

なぜか自信がなさそうなので、見ていて恥ずかしくなることが多いのも特徴に感じました。

底辺VTuberを脱却しよう!

「人気VTuberになりたいけれど、どうすれば良いのかわからない!」と悩む方はとても多いでしょう。

もしも人気になりたいという気持ちがあるのなら、努力をすることで底辺VTuberから抜け出すことはできる可能性があります!!

まず自分の活動の見直しをしてみましょう!

先に挙げた、8つの特徴にあてはまるものがあった場合はそこから改善していくといいかもしれません。

上記で挙げた特徴ごとに具体的な改善方法をご紹介していきます!

特徴

改善方法
キャラクター設定が曖昧
  • キャラクター設定を無理のないものに変更する
  • 細部までキャラクター設定を見直す
  • キャラクターがぶれないように細心の注意を払って活動する
  • 「VTuberとして人気になりたいのか?中の人が人気になりたいのか?」考え直す
  • 思い切ってキャラ変をする
モデルが残念
  • モデルを作成し直す
  • 無料ソフトを利用する場合は少しでもオリジナリティのあるキャラクターを作成する
  • 自分で作成できない場合はプロへのモデリング依頼も検討する【モデリング関連の記事はこちら
  • モデルではない何か他で補う
  • モデルが残念だということを売りにする
音声が聞きづらい
動画のクオリティーが低い
  • 動画編集の勉強をする
  • 最低でも音量調整はできるようにする
  • 適切な効果音を使う
  • 動画投稿前に動画の見直しをする
  • 編集が難しい場合はプロへ依頼する【動画編集の依頼が気になる方はこちら
トークスキルない
  • 経験を積んでトークスキルアップを目指す
  • 動画撮影前に台本を用意する
  • 雑談配信は避ける(ゲームをしながら雑談などにする)
  • VTuberとコラボをして助けてもらう
  • 1人ではなく、複数名(グループ)で活動する
PRする気がない
  • SNSをうまく活用する
  • VTuberやVTuber好きな方を積極的にフォローする
  • 自分の売りはどこなのか考える
  • 余裕がある場合は広告を出す
  • 積極的にVTuberとコラボする
動画が少ない
  • とくかく動画を投稿する(投稿頻度の目標を決める)
  • 生放送のアーカイブはそのまま残さずに切り抜きをして分けて公開する
  • ○分でわかるシリーズを作成する
  • できそうなことはとにかく動画にしてみる
  • 人の企画を参考に真似してみる
自信がなさそう
  • 自信のある分野で活動する
  • 自分のやっていることに自信を持つ
  • キャラクターになりきる
  • キャラクターになりきれないならキャラクターを見直す
  • 恥ずかしいなら活動をやめる

底辺VTuberから脱却したいと考えている方は、改善方法からできそうなことをぜひ試してみてくださいね。

動画を投稿しても再生回数が増えない・登録者が増えない・生放送をしても視聴者がこないなどが続いてしまうと心が折れるかもしれません。

しかし、自分を信じて活動を続けることができれば、いつか人気になれる可能性もあります。

いきなり人気になることは難しいでしょう。
諦めずに地道に頑張っていくことも大切なのかなと思っています。

おわりに

今回は「底辺VTuber」について色々と書いてきました。

人気VTuberと底辺VTuberは動画再生数・生放送時の視聴者数、コメント数・SNSのフォロワー数、コメントなどの違いがあるでしょう。

底辺VTuberと言われる方々には「キャラクター設定が曖昧、モデルが残念、音声が聞きづらい、動画のクオリティーが低い、トークスキルない、PRする気がない、動画が少ない、自信がなさそう」といった8つの共通点が見受けられます。

底辺VTuberから脱却したい方はご自身の「活動の見直し」をするといいかもしれません。
いきなり人気になるのは難しいですが誰にでも可能性はあるので諦めずに地道に頑張りましょう!

当記事が、少しでも人気になりたいと思っているVTuberさんの参考になれば幸いです!