現在は多くのVTuberが活動しています。
チャンネル登録数百万人~数十万人程度の人気VTuberもいれば、数万人程度の中堅VTuber、数百~数十人程度の駆け出しVTuberと様々な方がいるでしょう。
その中でも割合が多いのは、数百~数十人程度の駆け出しVTuberです。
このチャンネル登録者数の少ない駆け出しVTuber=底辺VTuberと言われることも…。
わかりやすくするためにも、
ここからはチャンネル登録者数の多いVTuber(10万人以上)を人気VTuber、チャンネル登録者数の少ないVTuber(1000人未満)をVTuberを底辺VTuberという表記にします。(あまり好きな表現ではないのですが。)
ということで、今回は人気VTuberと底辺VTuberの違い、底辺VTuberの共通点(特徴)、底辺VTuber脱却方法などをご紹介していきます!
人気VTuberと底辺VTuberの違いは?
早速、人気VTuberと底辺VTuberの違いを見ていきましょう。
違いとしては、以下のようなものがあげられます。
人気VTuber | 底辺VTuber | |
チャンネル登録者数 | 数十万~数百万 | 0~1000人程度 |
動画の再生数 | 数十万~数千万 | 0~数千回程度が多い |
配信時の同接数・コメント | 数千~数十万以上の同接あり、コメント多い | 合計で0~数十人、コメント少ない |
SNSフォロワー数 | 数十万フォロワー以上 | 0~数千人程度(中には数万人の場合も) |
SNSへの投稿への反応 | いいねやコメントなどが必ずある | いいねは多いことも コメントは少なめ |
チャンネル登録者数
人気VTuberは、チャンネル登録者数が多く、底辺VTuberはチャンネル登録者数が少ない。
動画の再生数
人気VTuberの場合は、投稿動画がYouTubeの急上昇ランキングに入ることもあるでしょう。
一方で底辺VTuberの場合は、再生数が多くても数千回。急上昇に入ることはありません。
配信時の同接数・コメント数
人気VTuberは、コメントをすべて読むことは不可能という状態が当たり前。
また、YouTubeのスーパーチャットや欲しいものリストを公開していると、ファンの方がギフトを送ってくれることも多々。
そのため、話が尽きてしまい黙り込む又は一人語りになってしまうということもあります。
SNSのフォロワー数・反応
さらに、SNSでも違いがあるでしょう。
人気VTuberの場合は、SNSのフォロワーも多く、投稿に対してのいいねやコメントが多くなります。
SNSに関しては、底辺VTuberだとしても、フォロワー数千人以上でいいねが多い方もいます。
しかし、コメントが少ないことが特徴的です。
底辺VTuberに共通する8つの特徴
底辺VTuberと言われるような方々には、どのような特徴(共通点)があるのか?
登録者数2桁のVTuberの動画・配信・SNSを見て徹底的に調べてみました。
すべての駆け出しVTuber(底辺VTuber)に当てはまるわけではないですが、特徴には下記のようなことがあげられそうです。
- キャラクター設定が曖昧
- モデルが残念
- 音声が聞きづらい
- 動画のクオリティーが低い
- トークスキルない
- PRする気がない
- 動画が少ない
- 自信がなさそう
それぞれの項目について、どういうことなのかを詳しく書いていきます。
キャラクター設定が曖昧
どういうことかというと…
- 動画によって印象が違う
- キャラを保ち続けることができていない
- 素(リアル)が多く出てきている
「キャラクターの印象に合っていないような中の人の話が多め」になっている方もいました。
モデルが残念
どういうことかというと…
- モデルのデザインが雑
- 無料ソフトで作成できるテンプレートモデルで活動している
- だた動かないイラストが貼ってあるだけ
音声が聞きづらい
どういうことかというと…
- 声量がない
- 雑音が多い
- BGMが大きい
- 滑舌が悪い
声がこもっていて、雑音も多く何を言っているのか全くわからない方も多いようでした。
動画や生放送では音声が重要です。
その重要な音声が聞きづらいとなってしまうと人気になる以前の問題でしょう。
これも特徴のように感じます。
動画のクオリティー低い
どういうことかというと…
- 動画編集が雑
- 音量調節ができていない
- 動画の内容が面白くない
特に多かったのは「編集ソフトのロゴが入っている」「字幕が消えるまでの時間が早すぎて全く読めない」動画です。
また、魅力的なキャラクターで活動していたり、面白い企画をやっているのにも関わらず、タイトルやサムネイルなどが残念という方も多々見かけられました。
なぜか魅力を感じない、なんとなく残念という動画が多いのも特徴だと思いました。
トークスキルが低い
どういうことかというと…
- 言っていることがわからない
- 話すのが早くついていけない
- 話しがつまらない
- 「えー」「うーん」などのつなぎ表現が多い
- 配信で無言
特生放送中に無言になってしまう方は多いようでした。
動画でも「えー」や「うーん」といった、つなぎ表現が多くなってしまっている方もいました。
無理に話そうとしている雰囲気や楽しくなさそうな雰囲気を感じ取ってしまうと、見ているのがキツくなってしまうでしょう。
PRする気がない
どういうことかというと…
- SNSをうまく活用できていない
- 自分の売り込み方をわかっていない
まず、PR自体をしている方が少ないようでした。
SNSをやっているのにも関わらず、投稿内容が残念…。
ただ日常のことを投稿をしているだけ、動画投稿のお知らせをしているだけで活用していない方も多いです。
ハッシュタグを活用したり、ファンの方と交流を図ったりしていないという特徴もあるように思いました。
動画が少ない
どういうことかというと…
- そもそも動画が少ない
- 動画は多いけれど生放送アーカイブばかり
何ヶ月、何年と活動しているのにも関わらず、動画が2、3本しか投稿されていない方も多いようです。
動画の数は多いけれど、そのほとんどが生放送のアーカイブという状態の方も沢山見かけました。
生放送のアーカイブで面白ければいいのですが、ただ無言でゲームをしているだけの動画が多いことも特徴的でした。
自信がなさそう
どういうことかというと…
- 視聴者を不安にさせるような雰囲気をまとっている
- 見ていて恥ずかしくなる
声のトーンや大きさ、話している内容などから見ていて不安になることもありました。
なぜか自信がなさそうなので、見ていて恥ずかしくなることが多いのも特徴に感じました。
底辺VTuberを脱却しよう!
「人気VTuberになりたいけれど、どうすれば良いのかわからない!」と悩む方はとても多いでしょう。
もしも人気になりたいという気持ちがあるのなら、努力をすることで底辺VTuberから抜け出すことはできる可能性があります!!
まず自分の活動の見直しをしてみましょう!
先に挙げた、8つの特徴にあてはまるものがあった場合はそこから改善していくといいかもしれません。
上記で挙げた特徴ごとに具体的な改善方法をご紹介していきます!
特徴 |
改善方法 |
キャラクター設定が曖昧 |
|
モデルが残念 |
|
音声が聞きづらい |
|
動画のクオリティーが低い |
|
トークスキルない |
|
PRする気がない |
|
動画が少ない |
|
自信がなさそう |
|
底辺VTuberから脱却したいと考えている方は、改善方法からできそうなことをぜひ試してみてくださいね。
動画を投稿しても再生回数が増えない・登録者が増えない・生放送をしても視聴者がこないなどが続いてしまうと心が折れるかもしれません。
しかし、自分を信じて活動を続けることができれば、いつか人気になれる可能性もあります。
いきなり人気になることは難しいでしょう。
諦めずに地道に頑張っていくことも大切なのかなと思っています。
おわりに
今回は「底辺VTuber」について色々と書いてきました。
人気VTuberと底辺VTuberは動画再生数・生放送時の視聴者数、コメント数・SNSのフォロワー数、コメントなどの違いがあるでしょう。
底辺VTuberと言われる方々には「キャラクター設定が曖昧、モデルが残念、音声が聞きづらい、動画のクオリティーが低い、トークスキルない、PRする気がない、動画が少ない、自信がなさそう」といった8つの共通点が見受けられます。
底辺VTuberから脱却したい方はご自身の「活動の見直し」をするといいかもしれません。
いきなり人気になるのは難しいですが誰にでも可能性はあるので諦めずに地道に頑張りましょう!
当記事が、少しでも人気になりたいと思っているVTuberさんの参考になれば幸いです!